付き合うってどういうことですか?~第41回学習会~

  「付き合うってどういうことですか?」

 今日の模擬授業で使用した教材の中での中学生の発言です。この言葉を中心に授業が展開していきます。参加者の一人の方が、「ソクラテスなのか」というような象徴的な発言をされていました。下の教材分析図をご覧ください。この「チョコの行方」という教材、私は大きな変化がなく、最後に教材を貫く重要な問いが発せられる教材と捉えました。


 ですから必然的に問題解決的な授業展開になるわけです。授業者の西本先生も同じ分析をし、「つきあうこと」から入り、「友達」との違いを考えさせる授業展開としました。「友情、信頼」を考えさせる授業です。なかなかナイスな授業展開です。さすがですね。

 さて、山田ゼミは、この展開にp4c的な話し合いを導入してみました。今日の学習会で見ていただきましたが、いかがだったでしょうか。こうしたデリケートな話題にはぴったりの対話であると思います。もちろん学級には「セイフティ」が必要ですが。

 今日の西本先生の授業には、ベン図が登場!アナログでしたが、かなり効果的でした。深化発問も数多く繰り出されて刺激的な授業でした。

 私自身、かなり難しい教材であると考えていましたので、この教材を扱うときのヒントをたくさんいただきました。

 本日はゼミを兼ねて学生も参加させていただきました。現職の先生の挑戦的な授業を見て、大きな学びがあり、大満足の表情で帰っていきました。参加されました皆さん、ありがとうございました。





 

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